MENU

学生向けクレジットカード5選!学生のクレジットカード審査と学生のうちにカードを作るメリット

2024.04.17

キャッシュレス化が進んでいる昨今、クレジットカードがないと不便さを感じる場面も多くなりました。クレジットカードは原則18歳以上であれば誰でも作ることができるため、学生の方も作成が可能です。

しかし「学生のうちからクレジットカードを持つ必要はあるの?」「収入がなくても作れるの?」などの疑問を抱く方もいるのではないでしょうか。

本記事では「学生がクレジットカードを持つメリット」や、「実際におすすめのクレジットカード5選」を解説しました。また学生がクレジットカードを利用する際の注意点や、よくある質問への回答などもまとめています。

これからクレジットカードを作ってみたい!という学生の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Contents

学生のうちにクレジットカードを作る7つのメリット

クレジットカードは幅広い年齢層に重宝しますが、特に学生のうちからカードを所有しておくメリットは7つあります。

7つのメリット

  • お金を計画的に使えるようになる
  • たくさんの現金を持ち歩かなくて済む
  • カード利用によってポイントが貯まる
  • 若いうちからクレヒスを積み上げられる
  • 収入がなくても審査に通りやすい
  • ネットショッピングで使える
  • 海外での支払いで使える

それぞれについて補足しましょう。

お金を計画的に使えるようになる

クレジットカードを活用していると、自然に「お金の管理や使い方」を学ぶことができます。たとえばクレジットカードは毎月の引き落とし日と利用限度額が決まっているため、計画的にお金を使う練習になりますよね。

またクレジットカードは利用明細が発行されるので「何にいくら使ったのか」を把握しやすいのもメリット。自分で家計簿をつける手間がかからないので、収支管理も楽にできるでしょう。

たくさんの現金を持ち歩かなくて済む

多額の現金を持ち歩くと、荷物がかさばるだけでなく「防犯上」もあまり良くありません。

クレジットカードがあれば、手持ちの現金を最小限にできます。またATMで頻繁にお金をおろさなくて済むのもメリットの1つでしょう。

カード利用によってポイントが貯まる

クレジットカードには、利用金額に応じてポイントが貯まる仕組みがあります。貯めたポイントは様々な商品と交換したり、各種サービスの支払いに充てられるのでお得です。

またマイルが貯まるクレジットカードなら、貯めたマイルを「特典航空券」に交換することも可能。「マイルを貯めて卒業旅行に行く」という目標を立てるのも楽しそうですね。

若いうちからクレヒスを積み上げられる

クレヒス(クレジットカードの利用実績)は、住宅ローンや自動車ローンを組む際にチェックされます。このとき良好なクレヒスがあると、高額融資であっても審査に通過しやすいでしょう。

クレヒスを積み上げるには、計画的にカードを利用してきちんと返済していくことがポイントです。反対に、支払い遅延などが頻?にあると「クレヒス」に傷が付く可能性もあるので注意してくださいね。

収入がなくても審査に通りやすい

クレジットカードの審査では「返済能力があるか」の基準として、収入などをチェックされます。しかし学生のうちなら「アルバイトなどをしていない=収入ゼロ」でも、審査に通過しやすいのがメリット。

カード会社にとって学生は長いお付き合いになり得る「優良顧客」のため、間口を広くすることで、より多くの学生を取り込もうという狙いもあります。

審査が易しい学生の間に、クレジットカードを作っておくと賢明です。

ネットショッピングで使える

クレジットカードは、ネットショッピングの決済でも便利。銀行振込や代引きだと、それぞれ手数料がかかってしまうのでもったいないこともありますよね。

カードなら手数料もかからず「別途の手続き」もいらないので、スムーズな支払いが可能になるでしょう。

海外での支払いで使える

旅行や留学で海外に行くときも、クレジットカードが活躍します。海外では現地通貨に両替するのが一般的ですが、多額の現金を持ち歩くと「盗難・紛失時のリスク」も高くなるのが難点。

また使い切れずに、帰国時に余ってしまうこともあるでしょう。お買い物をするときの利便性やセキュリティー面からも、海外ではクレジットカードを持つのがおすすめです。

学生におすすめのクレジットカード5選

ここからは、実際に学生の方におすすめしたいクレジットカードをご紹介します。年会費無料でポイント高還元のカードや、コンビニ利用でお得になるカードなど。

それぞれに特徴&メリットがあるので、自分のニーズに合った1枚を選んでみてくださいね。

JCBカードWは年会費無料&基本還元率の高さが魅力

JCB カード W

18~39歳限定で申し込める「JCBカードW」は、基本還元率の高さが魅力です。国内外どこで使っても、利用金額に応じて1%のポイントが貯まります。

さらにセブンイレブン、Amazon、スターバックスなどのパートナー店では、ポイント還元率が最大5.5%にアップ。これらのショップをよく利用する方には、特におすすめのカードです。

また「基本還元率」が高いので、いろいろなお店を幅広く利用する方でも自然にポイントが貯まっていくでしょう。

くわえて、JCBカードWは年会費も永年無料。カードの維持費がかからないため、収入ゼロもしくは少ない学生の方には心強いですよね。

JCBカードW plus L は、女性向けの特典が多数

JCBカードW plus L

JCBカードWの基本スペックに、女性向けの特典が備わったJCBカードW plus L 。JCBカードW 同様に、18~39歳までの入会で「年会費永年無料」となります。

ポイント還元率も、つねに1%とお得です。さらに化粧品、エステ、トラベル、ウェディング関連などの女性に嬉しいプレゼント企画を毎月実施。

@cosme(アットコスメ)やプリンスホテルなど、女性のキレイをサポートする協賛企業「LINDAリーグ」からの優待・割引も盛りだくさんとなっています。

また女性疫病の際に治療費をサポートする「女性疫病保険」も付帯しているため、病気療養に備えたい女性にもぴったり。ポイントが貯まりやすく、女性向けの特典が充実したカードをお探しなら、JCBカードW plusがおすすめです。

三井住友カード(NL)は、コンビニ利用&学生ポイントでお得

三井住友カード(NL)

三井住友カード(NL)は、使い方次第でポイントが貯まりやすくなるカードです。通常還元率は0.5%と標準ですが、以下対象のコンビニやファーストフード店、飲食店をスマホのタッチ決済で利用すれば、なんとポイント最大7%もの高い還元率(※1)となります。

ポイント最大7%還元

  • セイコーマート(※1)
  • セブン-イレブン
  • ポプラ(※2)
  • ローソン(※3)
  • マクドナルド
  • サイゼリヤ
  • ガスト
  • バーミヤン
  • しゃぶ葉
  • ジョナサン
  • 夢庵
  • その他すかいらーくグループ飲食店(※4)
  • ドトールコーヒーショップ
  • エクセルシオール カフェ
  • かっぱ寿司など

(※1)タイエー、ハマナスクラブ、ハセガワストアも対象
(※2)生活彩家も対象
(※3)ナチュラルローソン、ローソンストア100、ローソンスリーエフも対象
(※4)ステーキガスト、から好し、むさしの森珈琲、藍屋、グラッチェガーデンズ、魚屋路、chawan、La Ohana、とんから亭、ゆめあん食堂、桃菜、八郎そば、三〇三も対象

コンビニやファストフードを利用することが多い学生の方は、お得にポイントを貯められるでしょう。

また、三井住友カード(NL)最大の魅力ともいえるのが「学生ポイント」です。学生ポイントは以下のサービスにおいて、ポイントアップを実施しています。

  • Amazonプライム、Huluなどのサブスクリプション利用で、200円(税込)ごとに+9.5%還元
  • ドコモ、au、ソフトバンクなど対象の携帯料金の支払いで、200円(税込)ごとに+1.5%還元
  • LINE Payに三井住友カード(NL)を登録し、チャージ&ペイで利用すると200円(税込)ごとに+2.5%還元
  • 三井住友カード(NL)で分割払いをした場合にかかる手数料を全額、ポイントで還元

学生ならではの特権ですので、在学中に有効活用するのがおすすめです。なお三井住友カード(NL)はオンライン申し込みの場合、最短30秒(※2)でカード番号を発行できるのも魅力の1つ。

カードの利用をお急ぎの方や、コンビニ利用が多い方、学生ポイントで節約したい!という方にぴったりのカードといえるでしょう。

(※1)スマートフォンでのタッチ決済(Apple Pay/Google Pay)はVisaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスで利用すること
(※1)Apple Watchでのお支払いも対象です。
(※1)Google Pay で、Mastercard®コンタクトレスはご利用いただけません。
(※1)Visa・MasterCard 2つのブランドのクレジットカードを同時にお持ちいただくこともできます。
(※1)商業施設内にある店舗など、一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
(※1)一部Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスがご利用いただけない店舗がございます。
(※1)また、一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
(※2)最短30秒発行受付時間:9:00~19:30 ご入会には、ご連絡が可能な電話番号をご用意ください。

JALカードnaviは、JALマイルを貯めたい方におすすめ

JALカードnavi

JALカードnaviは18歳から30歳未満(高校生を除く)の学生限定で入会できるカードです。

在学期間中は、年会費無料で使うことができます。さらにJALカードnaviでは、以下のプレゼントによってJALマイルを貯めやすいのが特徴。

  • 入会特典で2000マイルをプレゼント
  • 入会搭乗ボーナスで1000マイルをプレゼント
  • 毎年初回搭乗ボーナスで1000マイルプレゼント
  • 区間マイルの100%が貯まる「ツアープレミアム」を、在学期間中のみ年間登録手数料無料で利用可能(通常2,200円税込)

さらに普段のショッピングでも100円につき1マイル、JAL特約店の利用では100円につき2マイルが付与されます。

飛行機利用だけでなく、お買い物でもJALマイルを貯められるのが嬉しいですね。JALマイルが貯めやすいカードをお探しの方は、ぜひ本カードを検討してみてください。

ANAカード(学生用)は、ANAマイルがどんどん貯まる

ANAカード(学生用)

在学期間中は、年会費無料で利用できるANAカード(学生用)。入会やカードの継続ごとに1000マイルがプレゼントされるなど、ANAマイルが貯めやすい1枚となっています。

またANAグループ便の利用でカードを提示すると「割引運賃」が適用されるうえ、獲得マイレージが50%から100%にアップ。

さらに卒業後はANA一般カードに自動更新され、卒業マイルとして2000マイルがプレゼントになります。旅行や留学などでANAを利用する学生には、特に使い勝手の良いカードといえるでしょう。

学生のクレジットカード利用に関するQ&A

本章では、学生のクレジットカード利用に関するQ&Aをまとめました。

初心者の方が抱きやすい疑問にもお答えしていますので、初めてカードを利用するときの参考にしてみてくださいね。

【Q1】学生がクレジットカードを選ぶときの注意点は?

【A1】迷ったときは、年会費無料のカードを選ぶようにしましょう。学生の方はあくまで「学業」が本業で、アルバイト収入も決して多いとはいえないでしょう。

年会費がかかるカードでは、少ない収入から年会費を払わなければいけなくなってしまいます。年会費無料カードなら、コストゼロで利用できるため安心です。

【Q2】学生がクレジットカードを持つメリットは?

【A2】学生がクレジットカードを持つメリットは多々あります。たとえば手持ち現金を最小限にできたり、WEBでの決済時も便利です。

またサブスクリプションサービスに登録するときもスムーズ。さらに多くのクレジットカードには「海外旅行保険」が付帯しており、留学や卒業旅行のトラブルに備えられるのもメリットといえます。

【Q3】学生がクレジットカードを使うときの注意点は?

【A3】学生などの「カード初心者」は、クレジットカードの使いすぎに注意したいところ。クレジットカードは利用から支払日までにタイムラグがあるため、その場でお金がなくなる感覚がありません。

特にリボ払いや分割払いには注意が必要です。これらは高額な利息になる可能性もあるので、頻繁に利用しないほうが得策でしょう。

【Q4】】学生がクレジットカードを有効活用するには?

【A4】学生の特権を活かすなら、三井住友カード(NL)などの「学生向けの特典」が付帯したカードを選びましょう。

また多くのクレジットカードは、ETCカードの追加発行が可能です。ETCカードを作り「ETC割引」が適用される時間帯に有料道路を使えば、節約にも繋がります。

学生の方は社会人よりも時間の融通が利くので、そのメリットを活かせると良いですね。

【Q5】学生でもクレジットカードは作れるの?

【A5】18歳以上の方なら学生でもクレジットカードを作ることができます。

審査では「親の支援」なども考慮されるため、本人に収入がなくてもカードを発行できる可能性は高いでしょう。

ただし必ず審査に通過する保証はないため、通過率を上げたい場合はアルバイトなどで収入を作っておくと安心です。まず、学生でも審査に通ることは十分可能です。カード会社は「将来的に優良顧客になり得る学生」を取り込みたい狙いがあるため、むしろ歓迎される傾向にあるでしょう。

しかし過去の支払い遅延や書類不備などがあると、審査に落ちる可能性が高くなります。ほかで借り入れをしている場合は返し切る、提出書類は正確に記入するなどの対策をしてみてくださいね。

また審査の通過率をなるべく上げたい方は、アルバイトをして収入を得るのもおすすめです。

【Q6】学生のクレジットカード限度額はいくら?

【A6】一般カードの利用限度額は30~50万円が多いですが、学生の場合は10~30万円が相場になります。学生の方は収入が安定せず、多額の利用分を返済するのが難しいと判断されることが要因です。

また割賦販売法により、限度額が30万円以下のクレジットカードの発行はハードルが低く設定されていることもあげられます。

ただし旅行や高額のお買い物で「一時的に利用限度額を多くしたいとき」は、カード会社によっては対応してもらえる場合も。くわしくは、お手持ちのカード会社窓口に問い合わせてみると良いでしょう。

【Q7】クレジットカードの作り方は?学生でも即日発行できる?

【A7】一般的にはネットや電話、窓口のいずれかで、必要事項の入力と本人確認書類の提出をして申し込みます。申し込み受付後は、カード会社による審査を開始。

審査通過したのち、クレジットカードが発行されます。なお即日発行に対応しているカードなら、学生に限らず「最短5分~即日」に発行可能です。

【Q8】クレジットカードの使い方を教えてください

【A8】クレジット払いに対応している店舗では、支払いの際に「クレジットカードで決済する旨」を伝え、店員さんの支持に応じて「本人確認のサイン」をしましょう。

ネットショッピングでは、決済方法を選ぶ画面で「クレジットカード」を選択し、カード番号や有効期限、セキュリティーコードなどの入力をしてください。

または、GooglePayなどのスマホ決済も可能です。事前にスマホ決済アプリにカード情報を紐づけておけば、店頭で実際に利用することができます。

学生の方がクレジットカードを利用する際の3つの注意点

便利なクレジットカードですが、正しく使わないと自分が不利になるなどの事態を招きかねません。学生のクレジットカード利用で注意したいのは、以下の3つです。

3つの注意点

  • 支払い遅延をおこさない
  • キャッシング、リボ払い、分割払いの手数料に気を付ける
  • 学生は限度額が低く設定されることを想定しておく

順番に補足しましょう。

支払い遅延をおこさない

学生の方に限りませんが、クレジットカードは現金がなくても決済できるうえ、支払い日までにタイムラグがあります。そのためカードを使ったことを忘れてしまったり、支払い日の残高不足によって「未払い」となりかねません。

カード会社から支払い催促の電話がかかってくる場合もあるでしょう。その際すぐにカード会社の指示通りに対応すれば問題ないことが多いですが、常習的に支払いが遅れたり、長い間放置していると「クレヒス」に傷が付きます。

クレヒスが良好でないと、将来的に高額なローンを組みたいときなどに不利になる可能性大です。クレジットカードは計画的に利用することを心掛け、きちんと支払日を守りましょう。

キャッシング、リボ払い、分割払いの手数料に気を付ける

手元にどうしても現金がないときは、キャッシングやリボ払いが便利なこともあるでしょう。しかし、これらのサービスは手数料が高く、本来のお買い物金額以上のお金が必要になります。

多くのクレジットカードは、キャッシングなどの利率を15%前後に設定しているため、利用しすぎると返済が困難になりかねません。なるべくリボ払いや分割払いは使わずに、短い期間で返し切るように心掛けましょう。

学生は限度額が低く設定されることを想定しておく

クレジットカードの限度額は、本人の返済能力に応じて決定されます。学生の方は社会人と比べて収入が少ないため、利用限度額も低めに設定されることが一般的です。

利用限度額を超える利用はできない仕組みなので、海外旅行など「高額な出費」が予想されるときは「限度額に達していないか」を注意してくださいね。

学生向けのクレジットカードを活用して、お得なカードライフを送ろう!

学生のうちからクレジットカードを作っておくと、様々なメリットがあります。なかでも「お金の使い方」を学べたり、収入がなくても審査に通りやすいのは大きな利点といえるでしょう。

学生向けに発行されているクレジットカードなら、学生ポイントや「在学中の年会費が無料」などの特典も受けられるのでよりお得です。

ぜひ自分の行動範囲や使い道とマッチした1枚を選んで、お得なカードライフを送ってくださいね。